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洞窟の構造
ニュージーランドにある洞窟の多くは、石灰岩と大理石沈殿物から作られています。カルシウム豊富な貝殻や海洋生物の骨格は、厚い層をつくり、そしてそれは何百万年以上もの時の中で圧縮され固まります。時間とともにこの沈殿物は岩の地層になるために結合します。その後、酸を含んだ雨水が地中を通り、石灰岩の隙間を通って流れ出し、岩は削られ、しだいにその規模を大きくします。雨水のしずくも鍾乳石のような他の洞穴構造をつくります。雨水によって作られた通路は、時間とともに地下水路または川になるために十分な大きさに侵食されていきます。その結果、長い年月をかけて地下に隠された洞窟や洞穴などの複雑な空間が作られていくのです。
3つの洞窟からなるアビーケーブス(Abbey
Caves)は3千万年前に作られたといわれています。3つの洞窟の中で一番大きなオルガンケーブ内部には大きな空洞があり、教会にあるパイプオルガンのような形の鍾乳石を見ることができます。ミドルケーブ(Middle
Cave
)とアイビーケーブ(Ivy
cave)は通り抜ける事のできる洞窟で、スタート地点とゴールはまったく違った場所にあります。洞窟内部は流れのほとんどない小川があり、雨の多い季節で腰の辺りまでぬれる事がありますが、夏の間は雨も少ないので膝ぐらいの深さです。渇ききる事はありません。全ての洞窟で土ボタルの青白い光を見ることができます。真っ暗な洞窟で見る土ボタルは、夜空に輝く星のようでとても神秘的です。
洞窟探検をする時の注意点について
ニュージーランドでの楽しい旅行を不注意な怪我などで台無しにしないように、以下の点に気をつけて洞窟探検を楽しみましょう。アビーケーブスは国定公園ですが、洞窟内にはいっさいの観光客の為のサインやライトはありません。リトルアースロッジでは宿泊のお客様に洞窟探検のための懐中電灯、ヘルメット、靴等のレンタルをしております。
注意点:
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洞窟探検は一人では行わないで下さい。
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出かける前に洞窟探検のための用具の点検をしましょう。懐中電灯の電池は予備の物を必ず用意しましょう。
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洞窟内はかがまなければならない様な狭い場所もいくつかあります。暗い内部では頭上に注意しましょう。ヘルメットは必ず使用しましょう。
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公園内には切り立った崖や、石灰岩の奇岩群などもありますが、一般の方が登れるようなところではありません。特別なトレーニングを受けていない方は登らないようにしましょう。
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洞窟探検には多少の体力は必要です。
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出かける前には必ずロッジの者に出発時間をお知らせ下さい。
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アビーケーブス洞窟探検は以上のことに注意して個人の責任のもとで楽しく安全に行ってください。当ロッジでは怪我等のトラブルにつきましては一切責任は負いません。
土ボタル(Glow Worms)
学名ARACHNOCAMPA
LUMINOSA.
ニュージーランドの洞窟や川岸、日の当たらない水辺の湿った土手などはニュージーランドで有名なハエの一種である土ボタルの絶好の住みかです。土ボタルの一生は幼虫からハエになるまでの約1年です。土ボタルはその一生でほんの少しの間その名のとおり蛍のように輝きます。お腹のすいた土ボタルほどその光は強く緑色に輝くと言われています。土ボタルは洞窟の天井部分から粘性のあるひも状の物を垂らし、餌となる昆虫を先端部にある光でおびき寄せます。そして餌となる昆虫がその罠にかかると、土ボタルはそのひも状のチューブの中を移動し餌を食べるのです。洞窟内の土ボタルの無数の光はまるで夜空に輝く星のようでとても神秘的ですが、実際の生態は以外にグロテスクなのです。
土ボタルはなぜ光る?
土ボタルの青や緑の光のメカニズムは、土ボタルの体内の排泄管の先端部で排泄物と酸素が化学反応した結果だと言われています。ルシフェリン(廃棄物)発光酵素(ルシフェリンに作用する酵素)アデノシン三リン酸(エネルギー分子)と酸素、これらの全ての物質が結合されて、青緑色の神秘的な光を発しているのです。
土ボタルはなぜグローワームとよばれているの?
土ボタルは日本語ではほたると呼ばれている為か、蛍の一種だと思ってる人が多いのですが、実は光を放っているのは幼虫(ワーム)なのです。土ボタルのライフサイクルは4つのステージからなっており、卵、幼虫、さなぎ、そして成虫となります。卵はかなりの数が洞窟などの壁に産み付けられ孵化し、その後約2週間で光を放つ幼虫へと成長します。土ボタル(グローワーム)はその名のとおり、光る幼虫なのです。
土ボタルは光を使って、餌となる昆虫を捕まえているので、暗いところを好んで生活しています。光にとても敏感な生き物です。カメラのフラッシュは控え、懐中電灯で直接土ボタルを照らしたりしないようお願いします。
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